狼男MA-1タイトル
狼男MA-1 Brand: JETLINK×HEADGOONIE
Name: THE WOLF MAN TYPE MA-1 JACKET
Color: VOD/ヴィンテージ・オリーブドラブ
Size: (着丈、身幅、肩幅、袖丈)
 S (62cm、53cm、44cm、60cm)−在庫なし
 M (64cm、55cm、45cm、61cm)−在庫なし
 L (66cm、57cm、46cm、62cm)−在庫なし
 XL (68cm、59cm、47cm、63cm)−在庫なし
Material
 表地: ヘビーツイルナイロン/Nylon100%
 裏地: 狼男フェイクファー/Polyester100%
 裏地: 狼男ファブリック/Polyester100%
 中綿: 3Mシンサレート高機能中綿素材
Spec
 Zipper: WALDES社別注オリジナルファスナー
 Zipper: 引き手/Cow Lether100%/牛革100%
 日本製 / MADE IN JAPAN
 生産数: 40着限定
Price: ¥79,920- [税込]
Delivery
  2015年12月11日(新月の日)予約受付開始
  2015年12月25日(満月の日)通常販売開始
最初の挨拶バナー
2016年最新版のアウターTHE WOLF MAN TYPE MA-1 JACKETが完成。「都市生活におけるフォークロア」(英:folklore、民間伝承、民俗風習、都市伝説)をテーマに掲げて、開発に一年の歳月を費やして製作しました。 中世ヨーロッパにおける気候風土・人々の生活・文化・風習・宗教などに根付いた民間伝承に内在する伝統的怪物、および怪物伝説が生み出された時代背景をデザインコンセプトの主軸として、 伝統的意匠を取り入れながらもアウターとしての機能性を特化、現代の都市生活に対応なし得る”現在進行形のMA-1ジャケット”としてアップデートしました。 最新作もメイド・イン・ジャパンの技術にこだわり、デザインから素材選び、全国各地の老舗工場の熟練職人の手仕事による縫製作業に至るまで、全てを国内生産で仕上げています。現段階でなしうる限りのデザインコンセプト、徹底した素材選び、匠の技術を凝縮した逸品をお楽しみください。
文学バナー芥川1
月の画像1
狼男伝説バナー
古くからヨーロッパの農村地帯では自然に強いライ麦の栽培が行われおり、農村地帯の人々はこのライ麦から作られたパンを主食にしていた。ライ麦などイネ科の植物がかかる病気の中に子房内に黒紫色の菌核を形成させる「麦角病」という植物病がある。その麦角病の菌核には「麦角アルカロイド」という毒素が多量に含まれており、視覚や聴覚などの異常感覚、さらには不安や恐怖などの精神的な錯乱などを引き起こす事が知られており、このような精神錯乱に陥った姿が農民達に狼男として見られた可能性が考えられる。実際にライ麦の栽培地域と「狼男伝説」の存在した地域は一致する。その後、広大な地域の基本食品として、ライ麦に取って代わりジャガイモが普及してくると、この狼男伝説は減衰の意図を辿っていくのである。
狼男解説バナー2
月の画像2

狼男MA-1秘密の裏地公開
裏地イメージバナー
狼男MA-1裏地up1
裏地バナー1
【裏地の秘密1】 MA-1前身の裏地には、狼をイメージしたシルバーウルフカラーの高品質な「レーヨンシール・フェイクファー生地」を採用しました。防寒機能に優れたファー生地の裏側にもう一枚「パイル生地のグラインド素材」を重ねることで、真冬でも冷たい風を通しにくい高保温性能を特化させています。大胆なディテールでありながら、実用性に富んだJETLINK独自の斬新なデザインを取り入れることにより、伝統的アーミージャケットのスタイルを現代型にアップデートさせています。
文学バナー太宰治
狼男MA-1裏地up2
裏地バナー2
【裏地の秘密2】 MA-1のインナー素材には、「3Mシンサレート高機能中綿素材」を内蔵しました。3M社が化学分析に基づいて開発した、真冬の寒さにも耐えうる世界水準のグローバル防寒素材です。優れた機能性を誇るシンサレート仕様の証明として「3M社のオフィシャルタグ」が内ポケットの下部分に付属します。
狼男MA-1裏地up3
裏地バナー3
【裏地の秘密3】 MA-1の後身の裏地は、豪華な「オリジナル狼男ファブリック」仕様となっております。”あの森で起きた狼男事件の情景”をモチーフに、人気アニメ『かよえ!チュー学』(かよチュー)などで活躍中のイラストレーターJUN OSON(ジュン・オソン)氏にイラストを担当いただきました。シンプルで実用的な表地の軍物生地とは相反するように、鮮やかなシャイニング・グリーンのカラーリングに、大胆なデザインが目を惹くオリジナルテキスタイルとして仕上がりました。中世の情景を連想させる幻想的かつ詩的な作品のイメージとPOPな印象を同在させることによって、JETLINK独自の美学を追求した世界観を表現しています。
文学バナー芥川2
狼男MA-1
今作の原型となったウェアは、1954年に米国で開発された「B-15Dモディファイ」通称ファーストモデルのMA-1ジャケットです。当時のオリジナルMA-1、もしくはそれらを忠実に再現した復刻品は、ウエストレングスで着丈が非常に短く、身幅と袖(そで)幅も極端に広く作られており、軍物マニアの方ならともかく、コーディネートに合わせて日々着用するには少々難易度の高い形状をしていました。素材およびパーツ類は伝統的なオリジナルのディテールを忠実に残しつつ、着丈を延長して、身幅・袖幅・肩幅をシェイプ、軍物特有の”土臭さ”を残しながらも、現代のスタイルにも違和感なく融け込むことのできるスタイリッシュなオリジナルパターンとしてアップデートしました。
狼男MA-1表地ナイロン画像
表地ナイロン解説バナー
表地のナイロン素材には、従来のエアフォース・ナイロンよりも光沢が少なく、堅牢度と軽量化に特化した「ナイロンヘビーツイル素材」を使用しました。1940年代前後に主流とされたエアフォース・ブルーと、その後に定番カラーとなるセージ・グリーンを掛け合わせ、長年着古したことによってグリーンが退色してグレー味が強まったビンテージ古着をイメージした色合いを表現しています。現行のMA-1特有のテカテカした光沢感は低く、しっとりしたナイロンの素材感と弱めの光沢感が合わさった独特の風合いを持つ特殊素材です。長く着込んでいただく程に、生地の光沢が取れて雰囲気のあるマット感(つや消し感)が増していき、独自の経年変化をお楽しみいただけます。
狼男解説バナー1

狼男MA-1ポケット
ポケット解説バナー
MA-1の左右ポケットには、「狼男への変身過程」をイメージして、ポケットの中から狼の毛をイメージしたファーが少しだけはみ出す(5mm〜10mm程度)デザインとなっています。防寒機能の高いファー素材をポケット内部に採用したことで、前述の「秘密の裏地」に引き続き、ポケット部分にも大胆でありながら実用性に富んだJETLINK独自の意匠を取り入れています。
狼男MA-1リブ
リブ解説バナー
ニット製のリブは既成品ではなく、このジャケット用に国内老舗のニット工場で編み立てた高品質なリブを採用しています。リブが二段構成になっているオリジナルフライトジャケットの伝統的ディテールは残しつつ、長く着込んだヴィンテージ古着MA-1の様なゆったりした絶妙なシルエットで仕立てました。ニット素材は、ウールの混率を高め、ナイロンとポリウレタンでゴムの力を補強することにより、長く愛用いただいても破れや伸びが出にくい耐久性に優れた作りとなっています。

狼男MA-1ジップ1
ジップ解説バナー
全てのファスナーには、「WALDES社製の別注品ヴィンテージ型ファスナー」を採用しました。 「鷹の爪が喰い込むが如く噛み合う」のフレーズで古着ファンにも親しまれ、ヴィンテージレトロの一級品と定評が高いデザインと耐久性ともに優れた製品です。このファスナーに、長く使い込むほどにアンティークのような風合いの出るオーバーダイ加工、バイオウォッシュ加工など、各種ヴィンテージ加工を施しています。ファスナー引き手部分は、日本製の牛革を加工して作成したオリジナルの引き手を使用しました。末永くご愛用いただいてご自分だけの経年変化をお楽しみください。

狼男イラストタグ
狼男イラストネーム解説バナー
太平洋戦争が勃発した一方で、アメリカ映画の製作本数はピークとなり、ハリウッドが黄金時代を迎えようとしていたのが1940年代の前半。40年代後半頃から各家庭にテレビが普及することによって映画産業は衰退することになりました。種々多様なモンスター映画が生まれた1940年代における時代背景や社会情勢をイメージしつつ、今作MA-1のメインビジュアルとなるオリジナルイラストレーションを描き下ろしました。レトロな雰囲気で仕上げた「狼男イラストレーションタグ」が内ポケット下部分に付きます。
文学バナー宮沢賢治
スペース
モデル着用画像
モデル着用バナー
モデルの身長177cm、体重60kg、Mサイズを着用しています。
”CITIZEN KANE” T-SHIRTS(別売り)、GRIZZLY MITTEN GLOVE(別売り)、
SAKURA DENIM PANTS&REDWINGブーツはモデル私物です。
中に着たインナーと着丈のバランス、リブ幅の緩み調整など
5mm単位の修正を繰り返し辿り着いたシルエットです。
市川市のJETLINK Show Room(東京駅より総武快速で約19分)にて、
現品をご試着いただけます。
スペース
MA-1ラフ画
最後の挨拶バナー
2015年の初旬に、当初のデザインコンセプトを元にして、HEADGOONIE大八木未来氏が描き起したMA-1のラフ画です。 実際の完成品と比較しても大きな変更点が見受けられないことから、初期段階の時点で確固たるデザイン構想が練られていたことが伺える一枚です。今回の製作にあたり参考とした文献は、阿部謹也著『中世の窓から』(朝日新聞社 昭和56年刊)、同著『中世賤民の宇宙』(筑摩書房 昭和63刊)。
日本製の証「MADE IN JAPAN タグ」、「狼男イラストレーションタグ」、「シンサレート仕様の証明タグ」、以上の証明タグを商品に付けてお届けします。このMA-1をお買い上げの皆様には、補修を繰り返してボロボロになるまで末永くご愛用いただけましたら、作り手としてはこれ以上の喜びはありません。
文学バナー内田魯庵
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革の製作風景2
HEADGOONIE大八木未来(オオヤギみき)プロフィール
大八木未来(オオヤギみき)/HEADGOONIEディレクター
好きな狼男作品は、映画『狼男』(1941年公開、原題:The Wolfman)。2001年、退屈な毎日に飽きちゃったフリーター、無職、ダメ人間たちによって結成された原宿オチコボレ海賊団・東京グーニーズの船長。 HEADGOONIEのウエアデザイン&ディレクションを手掛ける。ウエアデザイナー以外にも、作家・マンガ家として自身の書籍を出版するなど多方面で活躍中。大八木未来・著『インディーズTシャツブランドのつくり方完全ガイド』(JETLINK渡辺純インタビュー記事掲載)、JETLINKを特集したムック本『HEADGOONIE T-SHIRTS MAGAZINE vol.1』発売中! http://headgooniebookstore.jp/
渡辺 純/JETLINKディレクター
好きな狼男作品は、ジョン・ランディス監督の映画『狼男アメリカン』(1981年公開、原題:An American Werewolf in London)。千葉県市川市のフラッグ・ショールームこと JETLINK Show Room のディレクション、webデザイン及び、オリジナルウェアROKIUNIFORMSを企画デザインしてます。好きな映画は、アルフレッド・ヒッチコック監督作品、ジョン・カーペンター監督『ニューヨーク1997』、『遊星からの物体X』、『ゼイリブ』、スタンリー・キューブリック監督『2001年宇宙の旅』、『時計じかけのオレンジ』、『フルメタル・ジャケット』、『シャイニング』など。そして、何にもない田舎で育った子供時代にドキワクしながら星空の下のドライブ・イン・シアターで鑑賞した愛しき80年代映画たち...『グーニーズ』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『ベストキッド』、『プロジェクトA』、『ロッキー』、『ランボー』などの作品に思いを馳せて、今日に至るまでもの作りを続けてます。
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JETLINK
E-mail to : ark@ebony.plala.or.jp
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