2015年スタジャンタイトル
THE FUTURE 2015 STADIUM JACKETスタジャン Brand:HEADGOONIE×JETLINK
Name:THE FUTURE 2015 STADIUM JACKET
Color:ブラックメルトン×茶芯加工ホワイトレザー
Size: 着丈、身幅、肩幅、袖丈)
 S(68cm、53cm、45cm、62cm)
 M(70cm、55cm、46cm、64cm)
 L(72cm、57cm、47cm、66cm)
 XL(74cmm、59cm、48cm、68cm)
Material
 表地:ウールメルトン100%/1.2mm厚
 袖革:カウレザー100%/1.4mm厚/茶芯加工
 中綿:3M社製・高保温シンサレート素材
 裏地:未来型稲妻パターン/ポリエステル100%
 ワッペン:サガラ生地(パイル素材)
 日本製 / Made in Japan
Price:¥124,300- [税込]
数量:50着限定生産

SOLD OUT
最初の挨拶バナー
いよいよ今年は西暦2015年。私たちが日々生活している現実世界も映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』 が描いた未来世界と同じ年代に到達しました。そんなターニングポイントとなる2015年にHEADGOONIEとJETLINKの共同制作による特別版スタジアムジャケット、その名も 「THE FUTURE 2015 STADIUM JACKET」 が数量限定で完成しました。妥協を許さず徹底的にこだわったその結果、完成に至るまでの製作期間は約1年間にも及びました...そして、今作でも2015年の未来世界に因んだ ”ある秘密のギミック” を仕込みました。TO BE CONTINUED...(以下に続く)
80年代の映画世代へ標語
革の製作風景1
革の解説バナー
スタジャンの袖(そで)部分に使用する革の製作では、サンプルを試作〜やり直しの工程を何度も繰り返した結果、納得のいく革素材が完成するまでに半年以上もの長い期間を費やしました。革素材の原皮には牛ステアを採用、元の原皮から1.4〜1.5mmの厚さに漉いた革を使用しました。革表面のなめしは 「茶色=ベジタブルタンニン」(ヴィトンのバッグなどにも使用される通称ヌメ) に 「白色=顔料」 を重ね塗りして仕上げています。写真のように牛一頭分の革から袖部分の型を切り出していきます。白色顔料仕上げの際に通常より糊の量を少なめにする事により...
革の標語
「茶芯加工」においては、糊を混ぜる加減が非常に難しく、職人の勘に頼るしかない状況で、この革が完成するまでに何度も失敗を繰り返しました。また、製品後の加工に耐えられるようにと風合いを出す為にわざと隙をかけず厚い状態のまま縫製しています。縫製の工程においても布帛工場の技術で縫える厚みの限度を越えており、熟練した職人の高度な技術が求められる希少な革素材が完成しました。製品の革には所々仕上げ材の白色が薄くなっていたり、個体によっては多少はげている箇所が見られますが、そこは裁断時に縫製のあたった箇所となり、「茶芯加工」を施した結果としての ”色落ち” の証明でもあります。
メルトンの選定画像
メルトン解説バナー
メルトン標語
スタジャンの表地には、英国製のブリティッシュウールを採用した「メルトン生地」を使用しています。編目が荒く無骨な印象を持ちつつも、貴賓漂う英国特有の由緒正しき上品なメルトン生地です。袖(そで)部分の革の厚みが1.4mmほどあるため、革の厚さに合わせてボディの「メルトン生地」も通常は厚手のピーコートなどに採用される1.2mm厚を選びました。現在、国内で流通している中でも最も厚手のメルトン生地です。生地が厚く保温性に優れながらも、長時間着用しても重さを感じさせない機能性を兼ね備えた素材となっております。生地が厚く保温性に優れながらも、長時間着用しても重さを感じさせない機能性を兼ね備えた素材となっております。
2015年スタジャンup1
メイドインジャパンバナー
マーティー・マクフライのセリフより。英国から取寄せたメルトン生地と、内蔵の3M社製シンサレート素材以外は、全てゼロからオリジナルで製作した正真正銘 「メイド・イン・ジャパン」 のオリジナル製品です。現時点で可能な範囲ギリギリでの、(1)最高基準の素材、(2)純国内生産...以上の二点にこだわったため、どうしても価格帯は上がってしまいますが、(※これでもほぼ原価に近い価格設定です)、日本の職人技術を駆使した世界水準の第一級品として仕上げることができました。時間と手間を惜しまずに丁寧に製作された手仕事ならではの逸品をお楽しみください。
メイドインジャパン標語
江戸川河川敷スタジャン着用写真
ロケーションバナー
【ライダースJKTからパターンを取ったシルエット】 一般的にスタジアムジャケット=スタジャンといえば、アメリカンカジュアルウエアとして、身幅・袖(そで)幅が広く着丈が短いつくりになっている印象がありますが、ルイスレザー社を代表とする英国のライダースレザーJKTを参考に、身幅・袖幅をシェイプし、着丈をプラスすることにより、アメリカンチームウエアなディテールを残しつつも、英国的に上品なシルエットで着用できるパターンを作成しました。ここで一度完成されたパターンから更に袖幅とアームホール幅を若干(約15mm程)プラスすることにより、全体的に上品なシルエットを残しながらも、真冬時期インナーにパーカーやスウェットシャツを着た場合でも、袖周りが苦しくならないように調整をかけました。(1)アメリカンカジュアル、(2)トラディショナル、(3)ブリティッシュの3要素の中間を取った絶妙なシルエットに仕上がっており、様々なコーディネートにも違和感なく着用することができます。
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前ワッペン画像
ワッペンと刺繍の解説バナー
【前左胸/サガラ生地ワッペン】 左胸「H」部分には、高品質のパイル素材「サガラ生地ワッペン」を採用しました。群馬県桐生市にある老舗の刺繍工場で作成したメイド・イン・ジャパンの製品です。Hワッペン上に重なる ”goonie” の文字は、サガラ素材の上から「チェーンステッチ」で刺繍(ししゅう)しています。桐生の老舗工場にして「今までに前例がない!」と言わしめた、非常に珍しい製法と豪華な仕様で仕上げました。
刺繍ステッチ画像
【前右胸/チェーンステッチ刺繍】
右胸に入る 「The Headgoonie 1885-2015」 文字の刺繍は、
同刺繍工場で施した「ハンドル・チェーンステッチ仕様」となります。
リブ画像
リブ解説バナー
スタジャンの要ともいえるリブ部分は、大阪市城東区にあるニット工場にて、厳選した素材でしっかりと編み立てました。綿にポリエステルを混合し軽量化を計りつつも、生地厚でボリューム感があり、機能的にも保温性に優れた仕上がりになっています。襟(えり)部分は「折り返し型リブ」仕立てとなっており、冬期にはさらに保温性を高めることができます。リブというパーツの一つを取っても日本の職人による繊細な技術を垣間見ることができます。
後ワッペン画像
【背中/サガラ生地ワッペンと刺繍】 背中に大きく入る 「BACK←」 文字部分にも高品質の 「サガラ生地ワッペン」 を採用しました。熟練した職人の手仕事によりがっちり重厚に縫い上げられます。以上、全てのワッペン及びチェーンステッチ刺繍は、群馬県桐生市の老舗刺繍工場で製作された純国産品です。
スタジャン後画像
Getting BACK← was only the beginning...
この言葉は、映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』
(BACK TO THE FUTURE PART2) 1989年の公開当時に
プロモーション用のキャッチコピーとして使われていた文言です。
「戻ってきたことは、ほんの始まりに過ぎなかった・・・」
...という意味で、序章(=現代)の後に続くであろう、
壮大なドラマ(=未来)を示唆しています。
さらにこの言葉は、ダブルミーニング(二重の意味)として
このスタジャンに仕掛けられた最大の仕掛けである
”秘密のギミック” も意味しています。
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秘密のギミック標語1
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スタジャン裏地画像1
秘密のギミック標語2
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裏地のネーム画像
隠しギミック解説バナー
こちらのイナズマ柄の裏地は、映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャー2/BACK TO THE FUTURE PART2』 の主人公マーティー・マクフライが2015年の未来世界で着用していた 「未来型ジャケット」(自動乾燥機・搭載型ジャケット) の裏地に実際に使われていたパターン及びテキスタイルです。ヨーロッパのBTTFマニアから、映画の撮影で実際に使用された重要なプロップ画像を入手して、そこから裏地の柄を詳細に研究・解析して、新たにデザインとして描き起こしました。そして、映画の世界と同じ2015年を迎える記念すべき現代に、この未来型パターンを具現化することに成功しました。
未来型イナズマ裏地の素材には、なめらかで滑りの良い(袖通しの良い)「ポリエステル裏地用素材」に、最新技術である「昇華転写プリント」の技法を用いて、発色の良い七色に輝くイナズマ柄を表現しています。映画のデザイン解析からその印刷に至るまで全てオリジナルで作成した、まさに特別仕様といえる豪華な裏地が完成しました。
シンサレート画像
シンサレート解説バナー
【3M社製のシンサレート素材】 スタジャンの中綿素材には、「より薄く、より軽く、より暖かく」 をコンセプトに掲げて3M社が開発した防寒性に優れた新素材 「Thinsulate/シンサレート中綿素材」 を内蔵しています。全世界のウィンタースポーツウエアに多用されている化学分析に基づいた世界水準のグローバル防寒素材です。その証として内ポケット下に 「Thinsulate/シンサレート認定タグ」 が縫製されます。
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ナンバリング画像
ナンバリング解説バナー
右袖には、「世界に一枚、あなただけの限定ナンバリング」 が入ります。
※基本はオーダーをいただいた順の番号になります。
※番号のご指定はできません。
皆さんのお手元には何番が届くのでしょうか?お楽しみにどうぞ。
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ネームのラフ画
最後の挨拶バナー
ROKIUNIFORMSを始めとするJETLINKのプロダクトが生み出す一連の商品は、熟練したプロ職人の手仕事により日本国内の工場で製作されています。全ての作業工程がハンドメイドによる理由から、個体により革素材特有の ”色むら” や ”色はげ” などが生じる場合もありますが、これは「茶芯加工」を施した結果としての ”色落ち” の証明です。また世界に二枚と無い一点物である証です。以上の点をご理解及びご同意いただいて、ご自分だけの贅沢な一枚としてお楽しみいただけましたら幸いです。
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スタジャン着用写真1 スタジャン着用写真2
着用バナー
モデルの身長177cm、体重60kg、Mサイズを着用しています。
スタジャンのサイズ選びは、ぴったり目のジャストサイズ、または、やや小さ目のサイズをおすすめします。元々が英国のライダースジャケットからパターンを取った細めのシルエットなため、購入当初はきつめに感じますが、長く着込んでいくうちに 「メルトン生地」 や 「レザー素材」 が自分の体の型に馴染んでいきます。茶芯仕様の高品質レザーは長く着用する程に経年変化してビンテージレザーのような深い風合いが出てきます。自分だけの一着として、たまにミンクオイルを塗ってあげたりして、着古してボロボロになるまで末永くご愛用いただけましたら、作り手としては嬉しい限りです。
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革の製作風景2
HEADGOONIE大八木未来(オオヤギみき)プロフィール
大八木未来(オオヤギみき)/HEADGOONIEディレクター
2001年、退屈な毎日に飽きちゃったフリーター、無職、ダメ人間たちによって結成された原宿オチコボレ海賊団・東京グーニーズの船長。 HEADGOONIEのウエアデザイン&ディレクションを手掛ける。ウエアデザイナー以外にも、作家・マンガ家として自身の書籍を出版するなど多方面で活躍中。大八木未来・著『インディーズTシャツブランドのつくり方完全ガイド』(JETLINK渡辺純インタビュー記事掲載)、JETLINKを特集したムック本『HEADGOONIE T-SHIRTS MAGAZINE vol.1』発売中! http://headgooniebookstore.jp/
渡辺 純/JETLINKディレクター
千葉県市川市のフラッグ・ショールームこと JETLINK Show Room のディレクション、webデザイン及び、オリジナルウェアROKIUNIFORMSを企画デザインしてます。好きな映画は、アルフレッド・ヒッチコック監督作品、ジョン・カーペンター監督『ニューヨーク1997』、『遊星からの物体X』、『ゼイリブ』、スタンリー・キューブリック監督『2001年宇宙の旅』、『時計じかけのオレンジ』、『フルメタル・ジャケット』、『シャイニング』など。そして、何にもない田舎で育った子供時代にドキワクしながら星空の下のドライブ・イン・シアターで鑑賞した愛しき80年代映画たち...『グーニーズ』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『ベストキッド』、『プロジェクトA』、『ロッキー』、『ランボー』などの作品に思いを馳せて、今日に至るまでもの作りを続けてます。
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JETLINK
E-mail to : ark@ebony.plala.or.jp
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