ボンバーデニムジャケットタイトル
ボンバーデニムジャケット Brand: HEADGOONIE
Name: 1985 BOMBER DENIM JACKET PART3
Color: インディゴデニム
Size: (着丈、身幅、肩幅、袖丈)
 S (64cm、56cm、49cm、62cm)−販売終了
 M (66cm、57cm、50cm、64cm)−販売終了
 L (68cm、58cm、51cm、66cm)−販売終了
 XL (70cm、60cm、52cm、68cm)−残り1枚
Material
 素材: コットン100%/Cotton100%
 ・バイオウォッシュ古着加工
 ・オーバーダイ古着加工
 裏地1: ペイズリーパターン
 裏地2: ムービースターパターン
 裏地3: 新作シークレット柄???
 日本製 / Made in Japan
Price: ¥54,000- [税込]

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最初のコメント
80年代中頃に流行したBOMBER DENIM JACKETを80年代当時のデニムの風合い感やボタンなどの細かなディティールに至るまで、ほぼ完全にオリジナルを再現しました。そして、今回は”第三の新作シークレット柄”!?...裏地にあっと驚く隠しギミックを仕掛けました。今作も、デザイン、素材、縫製から加工まで全ての工程を日本国内の老舗工場にて、熟練の職人が一枚一枚を手仕事で仕上げたメイド・イン・ジャパンの逸品をお届けします。80年代の映画や文化を愛しみ育った私たち全ての世代へ、懐かしくも新しい一枚をお送りします。
ボンバーデニムジャケットup1
素材解説
切り返しのウエスタン調デティール部分に使われているデニムは通常の綾織デニムですが、ボディ部分には通称”オックス”という生地目がドット状に見えるデニム生地を採用しました。1980年代当時のBOMBER DENIM JACKET実物を数着入手し、そこから解析したのと同じ組織の生地を採用することによって、より実物に近い風合いを再現することができました。”80'sの風合い”を出すために「ハンドケミカル」という、職人が手作業でゴシゴシこすって色落ちをさせる非常に手間のかかる加工方法を採用しました。全ての加工が人間による手作業なので、色落ちが均一ではなく、濃い部分薄い部分に色ムラが発生し、まるで当時のケミカル剤を使ったかのようなあの風合い、それ以上の”80年代っぽさ”を蘇らせることに成功しました。
ボンバーデニムジャケットup2 ボンバーデニムジャケットup3
パーツの解説
裾のゴム幅、タック部分、袖口幅など細部の寸法は、当時のGUESS BOMBER JACKETから採寸してパターンを作成したため、よりオリジナルに近い寸法で仕上がっています。ボタンは、ダウンベストと同様にドットボタンの「アタマ」(頭金部分)と「ウケ」(受け金部分)の色が異なります。「アタマ」部分がゴールドに対し「ウケ」部分はシルバーという変則的な組み合せとなっています。もちろんこのボタンのデティールもオリジナルに忠実に再現しました。
ボンバーデニムジャケット裏地up1
今作で注目して欲しいところは、やはりこの「裏地」です。(1)「ペイズリーパターン裏地」、(2)「ムービースターパターン裏地」、そして新作となる(3)「フットボーラー柄裏地!?」を初公開!この第三の裏地は、マイケル本人からの証言を元にオリジナルの裏地を忠実に復刻しました。撮影当時に何枚か用意されたデニムジャケットに、この様な柄の裏地が存在していました。全体に「オーバーダイ」というブラウン染めの特殊加工を施し、実際に何年も着込んだような時代の色を再現しています。
裏地製作風景1
(1)ペイズリーパターン裏地 袖まくりした裏地と内ポケット部分にはペイズリーパターンが入ります。各パーツを回転させて、オリジナルと同様に”斜め”に柄が走るように、今作では完全新規のパターンを作り直しました。一枚一枚のプリントを熟練職人の手仕事で仕上げています。
裏地製作風景1
(2)ムービースターパターン裏地 当時の資料を基に今回は更に精巧に作り直しました。『カサブランカ』、『乱暴者』など50年代の名作映画がデッサン風スケッチで描かれた、通称「ムービースターパターン裏地」は、ハンフリー・ボガード、マリリン・モンロー、チャップリン、マーロン・ブランド...現存する数々の証言から研究・解析したムービースターコラージュをデッサン風に仕上げたオリジナルパターンです。
(3)フットボーラー裏地
商品に関してのご注意
こちらの商品は、職人の手作業によるバイオウォッシュ&オーバーダイ加工をかけているため、生地に独自のシワ&ヨレ感が出ています。 バイオウォッシュ加工によって出た縮みも計算した上で詳細寸法を出していますが、全てがハンドメイドの加工となりますので、表記サイズから2cm前後の誤差が出る場合がございます。以上をご確認の上、ご注文をお願いいたします。
最後のあいさつ
ROKIUNIFORMSを始めとするJETLINKのプロダクトが生み出す一連の商品は、熟練したプロ職人が特製の 「シルクスクリーン製版」 を使用して、一枚一枚をていねいに手刷りで印刷しています。現在主流のインクジェットなどの機械印刷を用いることなく、全ての作業工程が手仕事による理由から、稀に手刷りプリント独自の 「カスレ」 や「ムラ」 などが生じる場合もありますが、これは全ての商品がハンドメイドで製作された、世界に二枚と無い一点物である証です。以上の点をご理解及びご同意いただいて、ご自分だけの贅沢な一枚としてお楽しみいただけましたら幸いです。
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ボンバーデニムジャケットタイトル2
デニムジャケット参考画像2
BOMBER DENIM JACKETとは? 最近の世代の人にはあまり馴染みないかもしれませんが、ボクらの頃は、日本でもその辺のジーンズショップにフツーに売ってましたし、高校生くらいの兄ちゃんたちはフツーに着てた記憶がある。海外のファンの間ではもうあたり前の話で、イーベイなどの海外オークションサイトで検索すると、それっぽい当時のものが今でも数多く出てきます。たとえば...(左)同デティールのブルーデニムVer.ボディと切り替え部分の色が逆になってポケットが違えばかなり近い。(右)ベスト型。ポケットの形状はズバリ同じ形状だと思います。
デニムジャケット参考画像3
さらに海外オークションウォッチングやファンサイトでの情報交換を続けていると...ついにはこんなのも発見。 (右)素材が違うだけで、デティールはほぼ一緒ではないでしょうか。切り替え部分はレザー素材ですが、ポケットの形状はズバリ同じだと思います。(左)さらにさらに、これは海外のコアなファンが所有しているもの。裏地がペイズリーじゃないだけで、もうほとんど一緒。求めている”答え”に限りなく近いです。80年代のこのタイプのデニムJKTは、今でも入手可能なものだけでもこれだけの種類があるんです。きっと当時は普通に人気のカタチで、もっと違うタイプもあったり、素材違いやデティール違いでたくさんリリースされていたのではないでしょうか。
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ボンバーデニムジャケットタイトル2
デニムジャケット参考画像4
最初に、現代でも入手可能なBOMBER DENIM JACKETを何着か入手することにしました。そして、今から約1年程前。まずスタジオにやって来たのが(左)のデニムジャケット。映像からの解析だけではなく、まずは80年代製の実物のデニムJKTの解析からはじめることにしました。このJKTを拡大したのが(右)です。古いものなのでかなり色落ちしていますが普通のブルーデニムの方は、いわゆる普通の織り方。なんてことない普通のデニムですが、もう1種類の方、分かりますか? 普通のデニムの方が”ナナメに織り”が走っているのに対し、ボディの方は、”ドット状”丸いドットが集まったような組織になっているのが分かります。この織り方、いわゆる”オックス”と呼ばれる種類の織り方のデニムなんです。その他、上記に掲載したような海外ファンサイトやオークションなどで今でも見つけられるデニムJKTは、ほとんど全部、ボディ部分にはオックスの生地が使われてました。(切り返し部分とテレコになっているのもあるけど、どっちにしてもオックスは固定でもう1種類違うデニムやレザー等の素材を組み合わせるという構成が基本)
画像だけではどうにも判断しがたいので、ボクが実際に入手した2枚のJKTを、東京都内にある某生地会社へ持ち込み「デニム生地を実際に織ってつくっているプロ」の方に見てもらい、解析をお願いしたところ、この”引き”で見ると薄い黒っぽく見えるデニム生地の正体は「かなり濃くインディゴ染めされたオックス生地で、それを特殊な薬品を使ってかなり薄い段階まで色落ちさせたものである」ということでした。(同じく、岡山の某繊維会社と、恵比寿の某生地会社の合計3社に同依頼をしましたが、すべて答えは同じものでした)”色落ち”に関してはちょっと置いといたとして、もう1度、BOMBER DENIM JACKETを再現するんだったら、何よりもまず、この「オックス組織のデニム生地」を見つけなければならない。最初はボクも、まあ、別にちょっと探せば出て来るかな、程度に考えてたんですが...これが甘かった。こんなダサくて古くさい生地、今の時代、市場にはまったく流通していなかったのです。(80年代のケミカルウォッシュとかが流行った時代には珍しいものではなかったにしろ、その中でも際立って珍しい生地で、ひょっとしたら、メーカーがオリジナルで織っていたものではないか?という意見も)同じ生地は、2012年当時の時点ではこの世に存在していなかったのです。つまり、これとまったく同じ生地を入手する方法はただ一つ。ゼロから”糸の段階からオリジナルで織る”しかない。ダメもとで某繊維会社に相談してみたんですが...オリジナル組織の、オリジナル染めのデニムをイチから織るのには、相当量のメーター数を作らなくてはならないらしく、ウチくらいの小規模インディーブランドにはとてもじゃないけど払える金額ではありませんでした...つまりこの線は完全にアウト。いま、現段階でHEADGOONIEができること。それは「2012年当時の段階で市場にある、実物に極限まで近いオックス組織のデニム生地を見つけ、極限まで近い加工をかけること」という結論に至りました。
デニムジャケット参考画像5
ココからボクの生地探しの旅がはじまりました。オックス組織のデニム生地は、すぐにいくつかは見つかったんですが、オンスの低いものが多く(レディースのシャツなどに使われるのが支流)なかなかジャケットに使えそうなのは無く...その中でも比較的オンスが高く、ギリギリジャケットにも耐えうるであろうもので、まずは加工テスト。写真左は製品を作る前に、理想の色が出せるかどうかテストするための”筒見本”と呼ばれるものの第1回の試作品です。その結果(写真右)は...でも全然ダメでした。オンスが低いのもあり、キレ〜イに均一な色落ちをしてしまい、 仕上がりはまったくの別モノになってしまいました。かなり端折ってお話を進めていきますが、この間にも何度も何度も、色んな生地で試しているんですが、やはりオンスの低いもの、レディースに使われるようなのではまったくダメでした。
デニムジャケット参考画像6
そして、去年の夏頃(確か国会議事堂前の反原発デモの日だったと思う)都内の某繊維会社で、オンスが高く、ジャケットにも対応可能で、織組織的にも極限まで近い、という生地をついに発見!それで再度、加工テストに挑みました。結果...生地的には、オンスが高いので良い段階まで行ったんですが、やはり単純なバイオウォッシュ、ストーン加工では、どうしても色落ち具合が均一になってしまい、あのBOMBER DENIM JACKET特有のムラのある、ケミカルのような色落ちにはなってくれない...
デニムジャケット参考画像7
そして最終的に選んだ方法が、”ハンドケミカル”という加工方法。最終試作です。ハンドケミカルとは、デニムを色落ちさせるための特殊な薬品をウエスに染込ませ、職人の手作業で擦っていくという、非常に手間のかかる方法。でもつまり、人間の手でゴシゴシやるわけですから、機械でガーっと加工をかけるよりも断然ムラが残る。特に縫い目のあたりには色が溜まり、”あのジャケット”のような、色ムラがある生地をつくることについに成功したのです。画像の試作は、これでもまだキレイに落ち過ぎているため、本チャンはもう少し、あえてムラが残るようにして欲しい、と指示しました。つまり、現代の2013年現在、日本国内で、HEADGOONIEというウチの規模で、といういくつかの条件のもと、極限まで可能なレベルでの”ホンモノのマーティーデニムに近いデニム生地”を作ることができたんです。いやー、これで何とか、前回よりも断然バージョンアップした最新版をつくれる!...と、すっかりボクも安心していました。そして、いよいよファーストサンプルの縫製に入るんですが...”表側”は、納得行くレベルまで何とか辿り着けたんですが、ココに来て、さらに大きな問題が!! TO BE CONTINUED...
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HEADGOONIE大八木未来(オオヤギみき)プロフィール
HEADGOONIEオオヤギみき 大八木未来(オオヤギみき)/HEADGOONIEディレクター
2001年、退屈な毎日に飽きちゃったフリーター、無職、ダメ人間たちによって結成された原宿オチコボレ海賊団・東京グーニーズの船長。好きな映画キャラは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』マーティー・マクフライ&ドクことエメット・ブラウン博士、『グーニーズ』チャンク&スロース、80年代のスピルバーグ映画など。HEADGOONIEのウエアデザイン&ディレクションを手掛ける。ウエアデザイナー以外にも、作家・マンガ家として自身の書籍を出版するなど多方面で活躍中。大八木未来・著『インディーズTシャツブランドのつくり方完全ガイド』(JETLINK渡辺純インタビュー記事掲載)、JETLINKを特集したムック本『HEADGOONIE T-SHIRTS MAGAZINE vol.1』発売中! http://headgooniebookstore.jp/
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