...以上が「MINGEI JETLINK/ジェットリンクの民芸」のコンセプトであり、東北支援の一環と考えてます。今後、東北地方を中心にジェットリンクの視点から別注およびセレクトした各地の銘品をリリースさせていただく所存です。震災の記憶を忘れないでください、そして東北の良い品をお買い求めください。皆様からの売上げで再びジェットリンクが東北から買付けします。どうぞ皆様のご声援を宜しくお願い致します。※ぜひ皆様のSNS(Instagram、Facebook、Twitter)からもご紹介ください。 |
製造: 宮城県鳴子温泉 / 佐藤賀宏 名称: ニャイガーマスクこけし 二本組 寸法: 6寸(約18cm)、4寸(約12cm) 品質: 素材: ミズキ 頭部: 佐藤さんオリジナル猫顔の描彩 胴体: 鳴子系統・岩太郎系列の菊模様 ロウ挽き: 通常仕上げ / Nomal wax コゲスンボコ社・特製こけし収納BOX(大)付き 日本製 / Made in Japan 限定数量: 10組/各No.入り 頒布価格: 参考商品 頒布期日: 2013年11月20日(水)19:00〜頒布開始 ※註一) 一点一点がこけし工人による手作り品のため、全てのこけしは表情および形体が異なります。返品・交換はご遠慮願います。以上をご理解いただいた上で、ご注文をお願い致します。 |
「MINGEI JETLINK/ジェットリンクの民芸」 2013年秋の新作は、宮城県の鳴子温泉地方を中心に古くから伝統として受け継がれてきた郷土玩具の鳴子系こけしを紹介します。鳴子系こけしを代表する大沼岩太郎系系列・岡崎才吉(斉吉)の伝統的な意匠を受け継いだこけし工人の佐藤賀宏さんに製作いただきました。今回はジェットリンク別注デザインとして、こけしの頭部は、佐藤さんが得意とされる動物描彩の猫顔を描いていただき、胴体は鳴子こけしの伝統的な菊模様で仕上げていただきました。懐かしさの中にも新しさを感じさせるジェットリンクの郷土玩具をお楽しみください。 |
【ニャイガーマスクこけし?】 ...という呼び名は冗談ですが、こけし作者の佐藤賀宏さんは、犬、猫などの動物を始めとして、宇宙飛行士、相撲の力士からチャップリンまで様々な描彩を得意としています。あまりに上手なので 「何処かで勉強されたのですか?」 とお伺いしたところ、恥ずかしそうに 「自己流です」 とお応えいただきました。そんな数ある佐藤さんの作品の中から、今回は猫を選ばせていただきました。(通常、佐藤さんの動物絵は、こけしではなく達磨型の木地に描かれます)伝統的な鳴子こけしに猫の顔ってけっこうインパクトありますよね(笑) |
【伝統的な胴模様】 余りにもセンセーショナルなニャンコの頭部に相反するかのように、胴模様には極めて伝統的な鳴子こけしの意匠である菊模様を描いていただきました。岩太郎の系列である岡崎家の菊模様ではなく、高勘こと高橋勘治一家の燃え盛る炎を彷彿させる菊模様が描かれます。(※高勘系の胴模様については、当時、佐藤さんのお店と高勘のお店が隣同士だったことと関係があるのかもしれません) 熟練した筆の運びによって躊躇い無く引かれた重厚な菊模様にご注目ください。 | |
こけしの材料となった原木は、現在でも呼吸をして生きています。 こけしは時間の経過と共に、木肌が濃い飴色(アメ色)に変化、ロウ掛けしてある表面は独特のツヤが増し、天然素材である木地製品特有の経年変化をお楽しみいただけます。 定期的に 「乾いた布」 (綿手袋など)で優しく拭いてあげますと、より一層のツヤと愛着が増してきますので、どうぞ可愛がってあげてください。 (※濡れた手で触ったり、日光&蛍光灯などの紫外線、湿気の多い場所&極度に乾燥した場所はお避けください) (※表面のロウが白化した場合は、ヘアドライヤー等で優しく暖めてあげると元の状態に戻ります) |
今回は期間限定のご購入特典として、 「コゲスンボコ社特製BOX」(非売品)に入れてお届けします。 大切なこけし用の収納箱としてご利用ください。 |
※「ジェットリンクの民芸」 の商品は、熟練したプロの職人が、ひとつひとつの商品を丁寧に手作りで製作しています。 これらの商品は機械で量産されることなく、全てが手作業での製作になるため、実際の商品が見本写真と異なる場合があります。 また個体によっては稀に 「塗料のはみ出し」 や 「塗料のムラ」 などが生じる場合もありますが、これは全ての商品がハンドメイドで製作された、世界に二つと無い一点物の証です。 以上をご了承お願い致します。 ご自分だけの贅沢な逸品としてお楽しみいただけましたら幸いです。 |
番外編というか、オフショットです。JETLINK猫たまちゃんの手と。 | |
工人 / 佐藤賀宏(さとうよしひろ)/ 昭和11年10月20日生 系統 / 鳴子系・大沼岩太郎系列 師匠 / 岡崎才吉(斉吉) 経歴 / 昭和27年4月に生地修行を開始、こけし、椀、本などを製作、現在に至る。 |
「木おぼこ・今晃」-今晃こけし図譜- |